町の按摩さん.com |
スマホ専用ページはこちら
|
相撲基本体操(大日本相撲協曾)壱
Tweet ここに掲載する画像は国会図書館近代デジタルライブラリーからの転載です。
相撲基本体操:近代デジタルライブラリー 転載許可(国図電 1301044-1-2359 号 平成25年6月4日) 転載を希望する方は国会図書館電子情報部宛て問い合わせて下さい。 第一運動 深呼吸 回數三回號令用意で次の姿勢をとる。 第一動(號令一) 胸を張り頭(かしら)を静かに後ろにまげつつ鼻より静かに大きく息を吸ふ。 第二動(號令二) 静かに用意の姿勢に復し乍ら口より大きく息を吐く
第二運動 契り之型 回數二回號令用意で第一運動の用意の姿勢をとる。 第一動(號令一) 上體を前屈し圖の如く兩臂を膝に近く股の前方に下げる。 第二動(號令二) 左手背(せな)を外前にして兩掌(りょうてひら)を面前にて相拍(あいう)つ。 第三動(號令三) 掌(てのひら)を合わせたまま右手背(せな)を外前にまわす。 第四動(號令四) 左手背(せな)を外前にして兩掌(りょうて)を相拍(あいう)つ。 第五動(號令五) 號令で兩掌(りょうて)を上向きに臂を左右に大きく開く。 號令で兩掌(りょうて)を下向きに反す。 號令で用意の姿勢に復する。
第三運動 四股之型 回數五回號令用意で次の姿勢をとる。 第一動(號令一) 左足尖(あしさき)に十分に力を入れその膝を伸ばす。 右脚及び上體は四股の姿勢のままとして上體を左方に傾けて右脚を擧げる。 第二動(號令二) 右足尖(あしさき)より足を下ろし四股の姿勢に復する。 第三動(號令三) 右足尖(あしさき)に十分力を入れその膝を伸ばす。 左脚及び上體は四股の姿勢のままとし上體を右方に傾け左脚を擧げる。 第四動(號令四) 左足尖(あしさき)より下ろし四股の姿勢に復する。
然れば本運動を十分に練習する時は全身の重心部である腰部の力を増大すると共に、攻防進退の動作を速やかならしむる事が非常に大である。
|