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や有ん。
又は皇國(みくに)にて、發明(おもひをこ)せし人有に母(は)やあらん。
三栗(みつぐり)の中昔(なかむかし)の頃、其術(わざ)の世に行れし證(あかし)は榮花(えいぐわ)の物語に腹とりの女といふこと見えたり。
されど此(この)物語は七百歳(なゝもゝとせ)(あまり)往古(むかし)の事なれば、其技(わざ)は伊香保(いかほ)の沼のいかなりしや知るべからず。
又彼邦(かのくに)にも、最(いと)上代(あがりしよ)には専(もつぱ)ら行れしよしは、醫籍(くすぶみ)の親と崇(あがむ)る内経(だいきやう)といふ書(ふみ)に見えたり。
されど彼處(かしこ)にもいつしか廢(すた)れしとしられて、後世(のちのよ)の醫籍(くすぶみ)には絶(おさおさ)見へず。
然るに、我大御國(おほみくに)に玉匣(たまくしげ)二百年(ふたもゝとせ)あまりはまた、誠に安國(やすくに)の安穏(やすらか)に、科戸(しなと)の風の荒振(あらふれ)綿津見(わたつみ)の波の騒動(さはぎ)


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