ConTenDoビューアの使い方

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ConTenDoビューアは電子書籍サイト「コンテン堂」から出されている無料のEPUB・PDF閲覧用ビューアです。
特にコンテン堂に登録することなく利用できます。

Windows PC用だけではなく、Android、iPhoneやiPad用アプリも提供されていますが、Android用アプリは以前試した時には縦書き書籍未対応でした。
iPhone、iPad用アプリは未確認です。
以下はWindows PC用ConTenDoビューアの説明になります。

 

ConTenDoビューアのダウンロード

・電子書籍サイト コンテン堂モール|ConTenDoビューア ダウンロード(Windows)
http://contendo.jp/Viewer/Pc

 

本棚に書籍(EPUB)を追加する

ConTenDoビューアの本棚に書籍(EPUBファイル)を追加するには、本棚画面に書籍(EPUBファイル)をドラッグ&ドロップで放り込むだけでできます。

または本棚画面下部に並ぶアイコンの一番左にある「+」アイコンをクリックすることで、PC内にある書籍(EPUBファイル)を指定して追加することもできます。

ConTenDoビューア:書籍の追加方法

 

本棚の書籍(EPUBファイル)を開く

本棚の書籍を開くには該当書籍をダブルクリック。

 

本棚から書籍(EPUBファイル)を削除する

「でんでんコンバーター」でEPUB作成したり、出来上がったEPUBを解凍して再パッキングしたりしていると、何度も「修正しては再作成」という手順を繰り返すことになります。
デザインや体裁が完成したとしても、今度は校正の段階でまた「修正しては再作成」の繰り返し。

というわけで、本棚に書籍(EPUBファイル)の追加→削除→書籍(EPUBファイル)の追加という手順を繰り返すことになると思います。
たいていの場合、削除するのは簡単です。

本棚の該当書籍をクリックして選択しておき、本棚下部のゴミ箱アイコンをクリックすると該当書籍が削除されます。

ConTenDoビューア:書籍の削除方法

 

と、普通は簡単に削除出来るのですが、EPUBを解凍して中のXHTMLを修正している時など、画像ファイルのタグ記述が変になったりすると、エラーが出てこの本棚画面から書籍(EPUBファイル)が削除不能になることがあります。

そんな時は、以下のフォルダをたどって「user」フォルダ内にある該当ファイルを直接削除することになります。
(環境によってフォルダ配置が異なる場合があるかと思いますが、参考まで)
( C:\Users(ユーザー)\ユーザー名\.ConTenDoViewer\books\user )

Cドライブ
 ├ ユーザー
    ├ (ユーザー名
        ├ .ConTenDoViewer
             │
            books
             │
            user

 

エラー表示

ConTenDoビューアで意外と役に立つのはエラー表示してくれること。
EPUBを解凍して中のXHTMLを修正している時など、HTMLタグの閉じ忘れとか結構あるのですが(ぼくだけか?)、何のタグのどんなエラーなのかを表示してくれます。

ConTenDoビューア:HTMLエラー表示

 

上図はPタグの閉じ括弧「 > 」が欠けている時のエラー表示。
場所はわかりませんが、「Pのエンドタグがないよ」ということはわかりますよね。

このエラー表示で簡単にバグをつぶすことも出来ますが、なかなか見つからないこともあったりします。(^^;

 

二段組み表示

ほぼ出来上がったEPUBの校正は、何回か繰り返して行うことになると思いますが、同じものを見続けると間違いを見逃しやすいので、PC用ビューアで確認したりスマホで見てみたりなど環境を変えて確認したりします。
その際、ConTenDoビューアをディスプレイ全画面表示にして二段組み表示にすると、見え方がまったく違って校正がはかどります。

ConTenDoビューア:縦横段組選択

 

カーソルを画面上部に持っていくと現れるドロップダウンメニュー真ん中あたりの段組アイコンをクリックすると、縦書き二段、縦書き一段、横書き一段の段組選択がドロップダウンしてきます。
異なる段組で確認すると校正作業がはかどるかもですよ。

 

文章のコピーと検索

スマホの電子書籍リーダーより格段に文章のコピーや検索がやりやすいです。

ConTenDoビューア:文章のコピーと検索

 

カーソルを画面上部に持っていくと現れるドロップダウンメニュー左にある虫眼鏡アイコンをクリックすると、書籍内文章をドラッグして選択出来るようになります。
ドラッグで選択した文字は、そのまま検索単語欄に表示されて文書内検索可。
また、そのドラッグで選択した文字下には「ウェブ検索」という表示も現れ、それをクリックするとブラウザが開きウェブ検索してくれます。