スロージョギング日記:町の按摩さん.com

スロージョギング日記5


  1. ・スロージョギング動画・スロージョギングの走り方・スロージョギングの効果と注意
  2. ・スロージョギングの効果(2)・ダラダラ走り・スロージョギングと脳機能
  3. ・51歳からのジョギング・スロージョギングと足痩せ・40分走れた(^^)・スローで身体感覚を堪能
  4. ・スロージョギング瞑想もどき・スロージョギングと内臓感覚、情感・スロージョギングと瞑想
  5. ・スロージョギングと日本人的走り・スロージョギングの無時間性、無重力性・感覚を開放してスロージョギング
  6. ・体の冷えとスロージョギング・ためしてガッテン「スロージョギング」続編・真夏のスロージョギングに注意
  7. ・足の冷えにスロージョギング・早朝のスロージョギングは気持ちいい〜・スロージョギング、1時間の壁
  8. ・体が弾むのは楽しい(^^)・スロージョギングでお腹が痩せた・ぼく的正統だらだら「スロージョギング」
  9. ・久しぶりのスロージョギング・色鮮やかな秋のスロージョギング・寒い朝はスロージョギング
  10. ・真冬のスロージョギングは素晴らしい^^・スロージョギングでハゲがフサフサに?!



スロージョギングと日本人的走り

2009/07/26

腕を大きく振ることもなく、足で地を蹴ることもなく、たらたらとスロージョギングをしていたら、「江戸時代とか、日本人の走り方ってどうだったんだろう」と思いました。
スロージョギングをしていると、なんとなく「えっほ、えっほ」という駕籠(かご)かきを想像したりもし。

そういえば、巷のどこかでナンバ走りとかいうものが流行していたような……。
という訳で、日本人の走り方を少し調べてみることにしました。

まずはナンバ走りから。

Wikipedia「ナンバ走り」より
日本の江戸時代飛脚の走り方といわれており、これにより飛脚は1日に数十km、場合によって100km以上を走ることが出来たとされるが、その走法は失伝しているためその真偽は不明である。

ナンバ走りの走り方の基本は「右手と右足、左手と左足を同時に出す」ところであるが、飛脚の走り方は当然映像などは残っていないため推測することしかできず、実際に飛脚がそのように走っていたのかについては見解が分かれている。

武道家・武道史研究家の高橋賢は、「江戸時代においても、ナンバは訓練された特殊な動きで、昔の一般の日本人がこのような動きをしていたのではない」という説を提唱している。

ナンバ走りの実際や、それが江戸の一般的ご先祖様たちの動きだったのかは不明のようです。
ただ、Wikipedia「ナンバ走り」の外部リンクから、興味深いサイトを発見してしまいました。

・武術研究稽古会 修武堂
http://www.h6.dion.ne.jp/~bokuden/index.html

上記サイトの『「歩み」と「走り」の身体伝承』はとっても興味深いです。

身体の所作やしぐさ、感覚等の伝承に関する考察も面白いですし、日本人の所作に関する多くの資料もまた興味深いです。
また、イタコが弟子入りした際の伝承の様子が掲載されているのも貴重です。
ぼくは青森出身ですが、このような詳細な記録ははじめて見ました。

そして。
なんと。
上記サイトには『武術書に見る「病を去ること」3』でもちょっと触れている「願立剣術物語」の全文が掲載されているのです。スゴイ

・武術史アーカイブ「願立剣術物語」全文
http://www.h6.dion.ne.jp/~bokuden/theme_9.html


ところで、日本人的走りですが、同じくWikipedia「ナンバ走り」の外部リンクにある以下のページが参考になりました。

・日本人の歩き方
http://web.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/kenkyu/2007/aruki07.pdf

乱暴にいえば、草履を履いての前傾つま先立ちというか、つま先重心の走りだった様子。
また、江戸的小走りといえば、時代劇などで女性スリ師が小走りで走り去るあの感じ、ですね。
試しに、着物姿だと想像して江戸的女スリ師小走りを試してみたら、あえなく挫折しました。orz
靴を履いていると、どうしてもすり足っぽくなくなり、つま先が妙に上がってしまいます。

今度は、草履を履いて江戸的女スリ師小走りを試してみるつもり。


結局、スロージョギングと日本人的走りは、今のところ何の関係もなさそうです。(^^;

 

スロージョギングの無時間性、無重力性

2009/07/26

夏の暑い日中は、とてもスロージョギングをする気にはなれません。
とはいえ、最近は日中でもそれほど気温が高くならなかったりするのですが。
雨が降ったりとか、仕事との兼ね合いでなかなかジョギングする時間が取れなかったりし。
最近は1日置きとか2日置きとかで、それでも断続的にスロージョギングしています。

走り始め、膝から下が重かったり鈍さを感じる時があるのですが、それも5〜6分走っているとなくなります。
どうやら、足が冷えている時にそうなるのではないかと想像しているのですが、確証はないです。

湿度が高い夏の日は、どうしても体が冷えやすいような気がします。
体が冷えた時は、ぬるいお風呂に浸かったりなど、十分対策するようにしましょう。

ところで、先日相棒のプラバさんがスロージョギングをしながら「この無時間性がいいのよね」と仰いました。
なるほど、言い得て妙な表現です。(^^)

無時間性……。

何か前方の目標に向かうでもなく、淡々と「その場足踏み」に近い歩みを続ける。
体が動き、揺れているのを愉しむ。

一歩踏み出す度に体は浮き上がり、一瞬、無重力のようになり。
それが継続していく。

なので、「無重力性ともいえるよね」と切り返すと。
「……。」
あまりウケなかったみたい。(^^;

残念。orz

 

感覚を開放してスロージョギング

2009/07/28

今日は曇り空で、朝食後の午前中はスロージョギング日和。
往復40分ほどの野菜直売所まで、スロージョギングでお買い物。

何かを淡々と続けていると、いつもはそれほど変化はないものの、ある時スッと変化したりします。
今日は、肋骨弓とか横隔膜、背中周辺の感覚が見通し良くなってました。
走る足が着地する度に上下する体、その振動でうねうね揺れる感覚が、その部分で明瞭になってます。
気持ちいい〜。(^^)

ある情動や気分、感覚をともなう記憶を思い出している時、体にはその時の情動や気分、感覚がハッキリと蘇ります。
「追体験」なのですが、思い出している瞬間は、リアルなその時の、その瞬間の感覚になっています。

散歩をする時、歩きながら肉体の中に閉じこもっている感覚を周囲の空間に拡げ、開放します。
というか、そんな気分にします。
そして、感覚を開放した時のフィーリングに似ている、感謝に溢れていた時の自分を思い出し。
その感謝に溢れている感覚を、感覚を開放している感覚に合わせます。

感覚を開放し感謝に包まれながらの散歩。
周囲の空間と溶け合うような散歩です。(^^)

という訳で、今朝は少し明瞭さが増したスロージョギング中、その散歩の時と同じようにしてみました。

うほほ。
拡がりがあって風通しいい〜。

さて、今日は昼から仕事。
なんだか遊んで暮らしているみたい。(^^)