範囲:足の指先から足首(くるぶしの下)まで からだのすべては、足首から指先までに象徴されています。 緊張は地に足をつけて生きるること、グラウンディングすることを妨げます。 |
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手のひらにオイルを取り、充分に温め伸ばします。 そして、手のひらに<カツ>を呼び、感じましょう。 <カツ>と共に、足首から下の足全体にまんべんなくオイルを塗ります。 自分の足をいたわるように……。 愛おしむように……。 |
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足の全体を、まんべんなくこぶしで叩きます。 こぶしは固く握り締めず、軽く握って手首を緩め、小指側の側面でやさしくリズミカルに叩きます。 足へのあいさつ、呼びかけのように……。 |
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こぶしで、足の裏をカカトから指先の方に向かって伸ばしていきます。 内側面(親指側、土踏まず)や外側面(小指側)も丁寧に伸ばします。 |
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足の内側面を自分の方に向けます。 カカトの先端を頂点として、放射線状に手の親指を滑らせていきます。 カカトの先端からアキレス腱に沿って、または内くるぶしに向かって、 または土踏まずに沿って、など扇形にまんべんなく滑らせます。 |
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今度は足の外側面を自分の方に向けます。 |
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それぞれの手で、足の親指の中足骨と第2指の中足骨を持ち、交互に押し、引き、骨と骨の間を開きます。 手は中足骨の先端(指先側)から、徐々に手前に移動し、まんべんなく開いていきます。 同様に5本の中足骨の間すべてについて開いていきます。 |
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足の裏の方から手の指を足の指の間に出来るだけ深く差し入れ、足首をゆっくりと可動範囲いっぱいに回します。 その際、 もう一方の手で足首の上を固定して持ち、右回り、そして左回 りに。 |
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足首の背面(内くるぶしと外くるぶしの間 )から、中足骨の手前の端まで、両手の四指腹で逆八の字を描くように滑らせます。 この部分には大小様々な骨や腱があり、かなり凸凹しています。 出来るだけゆっくりと丁寧に、それらの形や質感を味わうように進めましょう。 |
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両手の母指を滑らせるように、中足骨と中足骨の間の溝を開きます。 溝の中央だけではなく、中足骨の側面にも指をもぐり込ませるように、溝と骨全体に働きかけましょう。 まず親指と第二指の間を開き、順に小指までの溝を開いていきます。 |
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足の指を手の母指と示指ではさみ、足の指の付け根から先端まで、まんべんなく圧迫します。 まず上下(背面と底面)から圧迫し、 次に左右(側面)から圧迫します。 母指から初め、順にすべての指に働きかけていきます。 |
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足の指の先端を手の母指と示指ではさみ、前後(上下)に大きく曲げ伸ばします。 次に左右にねじり、ひねりましょう。 また、隣の指と離すように横に開いてみたり、自由に指の関節を動 かしてみて下さい。 母指から初め、順にすべての指に働きかけます。 |
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足の甲側から、 手の指を足の指の間に出来るだけ深く差し入れ、足首をゆっくりと可動範囲いっぱいに回します。 もう一方の手で足首の上を固定して持ち、右回り、そして左回りに。 |
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足全体を両手でやさしく包んでみましょう。
ゆったりと深く呼吸しながら、自分の足を、両手を、そしてからだ全体を意識してみて下さい。 上体が呼吸と共に、吸う息と吐く息と共に、微かに動いているのを感じてみましょう。 感じるままに、自由に、<カツ>と共に、 自分で「もう充分だな」と感じたら終了です。 |
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参考:足の骨 |