2009/06/21
NHK「ためしてガッテン」で、先日「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」というのをやっていました。
ゆっくりとしたジョギングを続けることで、血糖値低下、中性脂肪低下、コレストロール低下、ダイエット、血糖値低下、血圧低下等の効果があるとか。
また、脳内の前帯状皮質(判断力、決断力)と46野(ワーキングメモリ、物忘れに関する)の体積増加、発達まで促されちゃうとかです。
普通のジョギング等では瞬発的運動を司る赤い筋肉・速筋を使用している訳ですが、時速5.0km以上のスピードで走ると疲労物質の乳酸値が急激に増加するというデータが出ていました。
それ以前のスピードでは、ゆっくりとした動きを司る白い筋肉・遅筋が使用され、乳酸値は安静時と同じ2.0以下にとどまり、疲労しないのだとか。
というか、スロージョギングを継続することで、遅筋が発達し、更に筋肉内の毛細血管が増加するのが確認されているそうです。
これにより血糖や中性脂肪が効果的に消費されるようになるのだとか。
面白そうです、スロージョギング。
兎にも角にも、脱力しながら出来そうなのが魅力的。
実は、今までウォーキングやジョギングにはあまり興味がなく。
シャカシャカと素早くウォーキングしていると、深層筋とともに表層筋を多く使用する感じがし、周りの空気や風景を味わう余裕がなさそうで……。
ジョギングに至っては、そもそもぼくのアイデアの中にはない運動だったりし。(^^ゞ
風景を楽しみながら、ブラブラ散歩するのが一番よい方法だと思っていました。
でも、このスロージョギングには惹かれました。
という訳で、今日でスロージョギング三日目。
特に「お散歩」という形をとらなくてもよいですし、「買い物にスロージョギングしながらお出掛け」みたく、外出したら手軽に試せます。
初日。
軽くスロージョギングで走りはじめ。
ジョギングというよりも「だらだら小走り」みたいな感じ。
歩幅は徒歩の1/2くらい。
スピードは徒歩と同じか、それよりちょっと遅いくらい。
少し走ると、膝から下の下肢が重ダルくなります。
なので、そうなったら徒歩に戻し。
楽になったら、またダラダラ小走り。
それを3回くらい繰り返し、気がついたら4回目はず~っとダラダラ小走りを続けていました。
かなり長くても走り続けられる感じでしたが、その時はスーパーまで回り道をしての買い物だったので、スーパー到着とともに終了。
その日、気のせいか気分が拡がっている感じがしてました。
というか、次の日にまたダラダラ小走りをするのがすごく楽しみ。
で、次の日。
太股の前側が筋肉痛。(^^;
三日目の今日も太股筋肉痛は残っていますが、ダラダラ小走りをするのが楽しみになっています。
散歩よりも上下の振動が大きいですから、感じ取れる身体各部の感覚も散歩とはまた違った感覚が味わえ。
当分続けてみたいと思ってます。
いつまであるかはわかりませんが、ネット上でこの番組の動画が見れるサイトがあります。
・Pandra.TV「ためしてガッテン:脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
http://tvdouga.seesaa.net/article/121298033.html
上記ページで下にスクロールしていくとあります。
2009/06/21(2)
スロージョギングの走り方ですが。
「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」の番組内での説明では。
・背筋を伸ばし
・アゴを軽く上げる(自然に背筋が伸びる)
・やや前傾姿勢で
・足は地面を押すだけ、蹴らない
・笑顔でおしゃべりしながら
・つらくなったら歩き、楽になったらまた走る
というものでしたが。
「背筋を伸ばす」というのは特に意識しないでいいのではないかと思います。
日本人は勤勉なので、「背筋を伸ばそう」と意識すると背中を緊張させてしまう傾向があるし……。
なので、背筋を伸ばすというよりも、時々頭のてっぺんを意識するといいかもです。
頭のてっぺんで、走りながら上下する体の振動を感じるようにする方が、楽に無理なく二次的に背筋が伸びる感じがします。
ぼくがスロージョギングに惹かれるのは、兎にも角にもリラックスしながら楽しく出来ること。
歩くよりは確実にリズミカル&ぬる~くリラックスして体が弾み続け、そのぬるい弾み具合が気分を楽に拡げてくれる感じがします。
リラックスして弾み続けることで、身体の無駄な緊張も自然にゆるみだし、容易にランナーズ・ハイや変性意識に入っていけそうに思います。
・Pandra.TV「ためしてガッテン:脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
http://tvdouga.seesaa.net/article/121298033.html
実際の番組に登場する経験者さんたちを見ても、「楽しい」というのが一番のコツのような気がします。
息がさほど弾まず、心臓の動悸(どうき)も激しくならずに数時間楽に続けられる比較的軽い全身運動。
笑顔を浮かべ、おしゃべりしながらでもできることから名付けられた。
体力を表す最大酸素摂取量の50-60%ほどのエネルギーを消費する程度とされ、具体的にどのぐらい運動するかは人それぞれ。
福岡大学の運動生理学研究室が約30年前に提唱した。
音楽に合わせて高さ15センチほどの踏み台を昇り降りするステップ運動が代表的で、全国の高齢者施設や健康づくりサークルなどで実践されている。
お年寄りが足腰を鍛える「介護予防」のイメージが強かったニコニコペース運動だが、脂肪が気になる働き盛りも挑戦する価値がありそうだ。
その結果、ニコニコペース運動だけをした(2)のグループは、(1)(3)と同様に内臓脂肪など全身の脂肪を減らすことができた一方で、脂肪以外の体重や筋肉は、3群の中で唯一、維持することができた。
ダイエットなど食事制限は容易に体脂肪を減らすことはできても、大切な筋力まで奪ってしまうのです。
筋力は体力そのものですから、結果的にエネルギーの消費量が減り、再び体重が増加するリバウンドと呼ばれる現象を引き起こしてしまうことがあります
生活習慣病は内臓脂肪の過剰が引き起こすというのが通説ですが、骨格筋の脂肪も原因として作用し、発症予防には運動が効果があるのです