スロージョギング日記2

スロージョギング日記2:健康法日記:町の按摩さん.com
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スロージョギング日記

  1. ・スロージョギング動画・スロージョギングの走り方・スロージョギングの効果と注意
  2. ・スロージョギングの効果(2)・ダラダラ走り・スロージョギングと脳機能
  3. ・51歳からのジョギング・スロージョギングと足痩せ・40分走れた(^^)・スローで身体感覚を堪能
  4. ・スロージョギング瞑想もどき・スロージョギングと内臓感覚、情感・スロージョギングと瞑想
  5. ・スロージョギングと日本人的走り・スロージョギングの無時間性、無重力性・感覚を開放してスロージョギング
  6. ・体の冷えとスロージョギング・ためしてガッテン「スロージョギング」続編・真夏のスロージョギングに注意
  7. ・足の冷えにスロージョギング・早朝のスロージョギングは気持ちいい~・スロージョギング、1時間の壁
  8. ・体が弾むのは楽しい(^^)・スロージョギングでお腹が痩せた・ぼく的正統だらだら「スロージョギング」
  9. ・久しぶりのスロージョギング・色鮮やかな秋のスロージョギング・寒い朝はスロージョギング
  10. ・真冬のスロージョギングは素晴らしい^^・スロージョギングでハゲがフサフサに?!

スロージョギング提唱者:田中宏暁教授の著書
スロージョギング健康法 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる! \1,050
スロージョギングで人生が変わる (廣済堂健康人新書) \840

スロージョギングの効果(2)

2009/06/23

NHK「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」で紹介されたスロージョギングの背景のひとつには、福岡大学が提唱するニコニコペース運動があるある訳ですが、その福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室は、「ニコニコペース効果とその効用を世間一般に知らしめ、ランニングなどのエアロビクス運動ブームの理論的背景となった」功績で、第5回ランナーズ賞(1992年)を受賞しています。
ランナーズ賞受賞が1992年で、現在もニコニコペース運動の研究が続いているのですから、息の長い研究ですね。
今後も新しい成果が発表されることを期待しましょう。

さて、ランナーズ賞を受賞した福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室の田中宏暁教授ですが、自ら46歳よりマラソンランナーとして活躍しており、「賢く走るフルマラソン」という書籍も出しています。

賢く走るフルマラソン ~マラソンは「知恵」のスポーツ

NHK「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」では、スロージョギングを続けることで遅筋が発達し筋肉内の毛細血管が増加、血糖や中性脂肪が効果的に消費されると言っていましたが、その根拠ともなるLSD(ロング・スロー・ディスタンス)というトレーニング法があるようです。
以下はHP「北信州豆だぬき(http://homepage2.nifty.com/mamedanuki/00index/)」内の「トレーニング12講座」からのLSD解説の引用です。

・トレーニング12講座
http://homepage2.nifty.com/mamedanuki/1-rakusoukai/run01.htm

ゆっくりと長く走り続けるLSD(ロング・スロー・ディスタンス)というトレーニング法があります。
特に決まりはありませんが、ハーハーと息が切れない有酸素運動のレベルで、一般に90分以上走り続けるトレーニングを、LSDと呼ぶことが多いようです。
LSDを行うと、それまで使われていなかった毛細血管に、血液が流れるようになります。
人間の身体には、隅々まで毛細血管が張り巡らされていますが、使われないまま休眠状態にある毛細血管がたくさんあります。
LSDを行うとそこに少しずつ血液が流れるようになるのです。
ランナーが走るときには、肺で血液中に酸素を取り込み、その酸素を筋肉に送って、エネルギー源を燃焼させます。
つまり速く走るためには、たくさんの酸素を筋肉に送り込める能力が必要なのです。
インターバルトレーニングのようなスピード練習を行うと、心臓や肺の機能が高まります。
しかし、使える毛細血管が少なければ、いくら心臓や肺の機能が高まっても、筋肉に届けられる酸素の量はあまり増えません。
苦しんだ割に記録は伸びない、という結果に終わってしまうわけです。
その点、LSDを行うと、それだけでも筋肉に送られる酸素の量が増えます。
つまりゆっくり走るトレーニングで、速く走れるようになるのです。


なるほど、ですね。

とわいへ、ぼく的スロージョギングの魅力は、なんといっても「ひょこひょこ弾んで楽しい小走り」というところです。

 

ダラダラ走り

2009/06/23(2)

昨日は雨の中、お出掛け途中に傘を差しながらちょこちょこスロージョギング。
が、まだ体が慣れないらしく、何度も徒歩に変更。
51歳、特に運動らしい運動をしてこなかった体は、かなりなまってるのかも。

で、本日。
いいお天気ですね。(^^)
買い物がてら、遠回りしてのスロージョギングです。
1、2度徒歩に切り替えたものの、あとはず~っとスロージョギングで行けました。
楽しいですねぇ。

人目があるところは、普通に小脇で肘を曲げた、いわゆるジョギング風姿勢。
人目がないところでは、両手をダラリと降ろしたノーガード姿勢。
両手をダラリと降ろすと、上半身、特に胸やお腹が弾むのが感じられます。
全身が緩んでいくようで、かなり楽しいです。

なんとなく、カトちゃんケンちゃんの「ヒゲダンス」的。
思わず、「ヒゲダンス」のリズムを口ずさんでいたりして。(^^;

慣れてくると、ついつい余計なチャレンジをしたくなるのですが。
今後も何か楽しいアイデアを試してみましょう。

 

スロージョギングと脳機能

2009/06/24

「ためしてガッテン・脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」では、スロージョギングで脳の体積が増加するという解説もありました。

米国イリノイ大学で行われた研究で、ジョギング等の有酸素運動を続けたグループに前頭葉と側頭葉の一部、とくに記憶と意欲にかかわる部位の体積が増加したことが確認されたとか。
ここで行われたのは半年間の60代~70代の被験者による、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動グループと、ストレッチ等の非有酸素運動グループとの比較でした。

・Aerobic Exercise Training Increases Brain Volume in Aging Humans -- Colcombe et al. 61 (11) 1166 -- Journals of Gerontology Series A Biological Sciences and Medical Sciences
http://biomed.gerontologyjournals.org/cgi/content/full/61/11/1166#F01
(※現在はユーザー登録しないと読めないようです)

上記ページがその研究のソースになると思いますが、英語なのでちゃんとは理解出来ません。(^^ゞ
ともあれ、実験結果のMRI画像が下。


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画像の青い領域(水色と青の部分がありますが、両方でしょうか)が非有酸素運動グループと比較して有酸素運動グループの灰白質体積が増加した部分。
黄色の領域(と書いていますが、オレンジ?)が有酸素運動グループで白質の体積が増加した部分のようです。
ためしてガッテン番組内では前頭前野(判断力、決断力)と46野(物忘れに関するワーキングメモリ)と解説していました。

番組とは違いますが、ウォーキングの継続による脳の機能向上の研究もありました。

・夕刊フジBLOG:記憶力もアップ「脳活性ウオーキング」
http://www.yukan-fuji.com/archives/2008/02/post_12681.html
(※リンク先消失(^^;)

諏訪東京理科大学の研究で、中高齢者に半年間ウオーキングをしてもらい、その前後に脳の前頭葉の機能テストを実施した結果、ウオーキングをしていた人たちは、していない人と比べて大幅にテストの成績が向上したとのこと。

イリノイ大学でのそれも諏訪東京理科大学の研究も、ともに有酸素運動に関するものです。
スロージョギングはストレッチなどの非有酸素運動よりは有酸素運動に近いとは思いますが、このあたりはどうなんでしょうね。