相変わらず「Body Browser」です。
今日は、肩こりに関係する筋肉を「Body Browser」を動かしながら順に閲覧。
それを動画にしてみるテスト。
鍼灸マッサージ専門学校に通っていた20数年前。
もしこんなアプリがあれば、一晩中遊んでいたかも。
というか、解剖の教材としても秀逸だと思います。
鍼灸マッサージ専門学校でも解剖学の授業教材として取り入れたら、学生さんの食いつきも良いのではないでしょうか。
肩こりのまず表層で触れるのは僧坊筋。
その上の皮膚が凝っている場合も多いのですが。
肩甲挙筋、後斜角筋、中斜角筋、前斜角筋は、どちらかというと首になるかも知れませんが、僧坊筋の下や前部に位置していて肩の凝りとも関連深いです。
僧坊筋をえぐるようにして肩甲挙筋や後斜角筋に触れるのが大好きです。
というか、学生の頃から斜角筋群のファンです。^^
特に、第一肋骨と前斜角筋、中斜角筋で形成される斜角筋三角が魅力。
腕にいくすべての神経(腕神経叢)や鎖骨下動脈がここから出ています。
後ろに甲羅の鎧のようにある僧坊筋に対して、斜角筋群は前頸部に位置しているので精神的な緊張がダイレクトに触れられるのも好きです。
横隔膜の位置や機能は今ひとつわかりにくいので復習。
まずは呼吸と横隔膜の機能から。
・息を吐く(呼気)
胸郭が縮んで横隔膜はゆるみ、肺のスペースが小さくなって息を吐きます。
・息を吸う(吸気)
胸郭が拡がり逆に横隔膜が収縮、肺のスペースも拡がり息を吸います。
横隔膜の位置。
・起始
腰椎部・胸骨部・肋骨部
・停止
横隔膜中央部の腱膜(腱中心)
横隔膜の位置は、解剖の参考書や腹式呼吸の解説書などでも立体的に把握するのが難しいです。
そこで「Body Browser」で動画を作ってみました。
これなら、「Google Chrome」のbeta版をインストールしていない人でも見ることができますよね。
わかりやすい。^^