14.膝を伸ばす

基本



●動診
┌右の膝を伸ばす
└左の膝を伸ばす


●姿勢
うつ伏せ


●ポジション
相手の足の方に座り相手の膝を曲げ、両方の足首を持つ


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●説明
[意識付け]右(左)の膝を→ゆっくりと伸ばして下さい


●誘導
膝をゆっくり伸ばして来て→
(ある程度伸びてきたら)
その辺から膝が床から浮いていいですから→
足全体が気持ちよくのびるように→腰を使って→背中も→
肩も→腕も→首もうごいていいですから


操者は相手の伸びて来る足に対して、体の真ン中で支えるように抵抗して下さい。
誘導する時「力力トで後ろを押すように」「足全体で後ろを押すように」といったイメージを使った方がよいかも知れません。


一つの目安として操法前(あるいは動診前)、他力的に左右の膝を屈曲させて快・不快を比較する方法もあります。
操法前にあらかじめ相手の膝を操者が屈曲させて(力力トをおしりにくっつけるように)、腿や腰などからだ全体の感覚を掴んでもらい、操法の後でその感覚の変化を確認してみます。